中国経済を支える企業
中国の経済発展の将来を占う大きな要素として、私たちは郷鎮企業に注目していました。
郷・鎮とは行政区の呼び名で、日本の町や村に該当します。
つまり郷鎮企業とは国営ではない町営・村営の企業のことです。
改革開放政策の下でめざましい発展を遂げた郷鎮企業は、現在、中国全体で1800万社を超えています。
平均すると一つの町や村に26の郷鎮企業があることになります。
90年の郷鎮企業局の発表によると、その生産額は中国の工業生産額全体の30パーセントを占めています。
しかし、これは少なめに見積もった数字で、実際には50パrセントを超えているはずだと、中国のある経済シンクタンクの学者は推測しています。
また郷鎮企業は一億人にも及ぶ農村の余剰労働力を吸収するという重要な役目も果たしています。
郷鎮企業はいま、国営企業に代わって中国の経済発展を大きく支える存在になっているのです。
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